最終更新日:2023年7月23日 公開日:2023年7月2日
プロ集団の塗装職人が技術指導いたします
行政関連の公共の職場にお勤めの皆さん!自分達の職場を自分たちの手で塗り替えてみませんか?一生に一度あるかないか、とても貴重な体験になることでしょう。
非日常の体験だけに、楽しく取り組むことができると思います!
本気なら、私たちが技術指導いたします!
横浜市役所の「廊下プロジェクト」
技術指導の条件
- 自治体・行政機関・それに関する第三者機関。要するに民間ではなく、税金で運営している建物で、すでに塗装することが議題にあがっている、もしくは塗装計画が進行中の建物。
- 技術指導、材料の手配のみになります。実際の作業は職場の皆さんです。素人さんでも塗れるようにサポートしていきます。(横浜市役所の場合は、塗料メーカーからの協力もあったため材料費用もゼロでした。)
- 塗装指導員・一級塗装技能士が指導・サポートします。
- 神奈川県内対象(他県の方はご相談ください) 電話045-382-3600 (9時~20時)
- 廊下などが主な対象です。室内の場合は、塗装するために壁から1メートル以上、机や棚など物品が離れている状況をつくり出していただくことが作業するうえでの前提となります。同様に天井の場合も塗装作業ができるという前提となります。(他の部屋に物品が移動できる、また室内に十分スペースに余裕があればなお良いです。)
- 実際に見たい方は、横浜市役所内の3、4階の長い廊下を見ていただければと思います。
- 交通費などの出張経費等はご負担ください。
消費税値上げ、復興財源などの税金の問題が山積する中で、もしこのような活動が全国に広がるとしたら、どれだけの財源が確保されるのでしょうか?
私たちは、財源、税金のことはよくわかりません。
ただ今私たちに何ができるのかということを踏まえ、塗装工事で掛るはずだったお金が、もし復興などに有効に使われれば、この活動も生きるのではないかと思い、今回の企画に踏み切りました。
ほかの工事ならいざ知らず、塗装という工事は案外お金が掛るものの、工事の中では一番素人さんにもマネができる作業だと思います。
塗装する場所によって、制限が出てきてしまう場合もあるかもしれませんが、横浜市役所の職員さんのような本気の方はぜひご相談ください。
私たちの想い
2011年。日本は震災というとても悲しい出来事を経験しました。
新たに2012年を迎えて、本格的な復興の年でもあります。
現実的な問題を言えば、復興にはお金がかかります。
それは税金でまかないます。
今後は、日本全体がさらにもっと、税金の使い道を考えなくてはなりません。
話は違いますが、世の中には国から薬開発研究のための予算がでない、一般の人には聞きなれない難病に苦しんでいる人たちがいます。
患者数が少ないからというのも、予算の認可が下りないという一つの理由のようです。
一方、この国には相当莫大な税金が無駄に使われたりしています。
あまり良く内情はわかりませんが、独立行政法人や特殊法人などへの天下りもその典型的なものかもしれません。
ただ人間は弱い生き物ですから、こう批判しつつも、もし自分がそのような環境のもとに置かれたとしたら、天下りで恩恵を受けている人と同じように、その環境に甘えてしまうと思います。
おそらく私もその一人かもしれません。
ただ、そうは言っても、良くないものは良くないと誰かが正さなければ、世の中めちゃくちゃになってしまいます。
どうして、生活の更なる余裕のためにお金が使われ、一方で人生を変えてしまうほどの難病に苦しむ人たちにお金が使われないのは、本当に不思議でたまりません。
今後は、復興にも莫大なお金がかかるわけですが、このような財源である税金の使い道は、今後一層使い道を選ぶ必要があります。と同時に、私たちができることは何なのかと…
横浜市役所と同じ活動が、もし全国に広まるとしたら…
この時は天井と壁約2,000平米。塗装作業は総勢70名ほどの職員さんたちが土日を利用して行いました。
塗装というものは、材料費より人件費が圧倒的にかかる工事です。
この時の職人の人件費を考えたとしたら、百万円単位の費用が必要になります。
その百万円単位の予算という税金が、横浜市民のふところから払われずに済んだということです。
ということは、その掛かるはずだった税金を、現状に苦しんでいる人に有効に使えるということになります。
市役所といっても、もちろん全国にあるわけですし、公共の建物は市役所だけでなく、それこそ税務署だったり、区役所、特殊法人などのように、数えきれない建物があります。
今はまだ私たちだけかもしれませんが、もし、同じような活動がいたるところ度行われれば莫大な税金が、もっと有効価値の高いところに転換することができます。
塗装の職人ならまだしも、一般の人たちにとっては塗装をするということは、非日常なことです。
横浜市役所の場合もそうでしたが、数人の職員さんは、小学生ぐらいの自分の子供を連れてきて、親子で一緒にローラーや刷毛を使って塗り替えていました。
自分の職場を、自分の子供と塗り替えるなんて、とても素晴らしいことで普段では絶対ないことだと思います。
ほとんどの職員さんが、会話しながら楽しそうに塗装していたのも印象でした。
まだこの取り組みは、ほかに聞いたことがありませんので、ぜひこの活動が広まってくれたらと同時に、もしこの具体的な活動を知りたいという方がいましたら、ぜひご連絡いただきたいと思います。
具体的な方法など、お伝えできればと思います。