職員と職人が協力して市役所の廊下を一新!

横浜市職員さんが発案した「廊下プロジェクト」

20年以上も塗り替えられていない横浜市役所の廊下。

それを「横浜市職員の力だけで塗る」というプロジェクトを職員さんが発案しました。ただ、職員さんは当然ながら塗装に関しては全員素人。技術もなければ、材料も道具もない、という状況です。

そこで白羽の矢が立ったのが、普段は戸建ての外壁塗装を専門にしている私たち塗装職人でした。

職人たちから職員さんへ塗装のコーチング

普段は外壁塗装をメインに仕事にしている私たちですが、塗装作業を専門にしているものの、塗装の指導は仕事としては専門外です。

一応「塗装科職業訓練指導員」という、塗装技能士に実技を教えられるだけの神奈川県の知事免許は所有していますが、例え教えられたとしても刷毛やローラーも握ったことがない人への指導は果てしなく未知数です。

材料や道具もさることながら、一番の懸念は「職員さんが自ら塗る塗装作業」。他にも様々な不安が渦巻く中、プロジェクトは始動しました。

職員さん共々無事全員でこの難題を乗り越えるため、綿密な打ち合わせや試し塗りというステップを踏んで、本番の塗装に備えました。

塗装する箇所は、横浜スタジアム前にあった現在の桜木町駅前に移転する前の横浜市庁舎内の3階・4階の廊下の壁面・天井、鉄扉・木枠など、約1.500㎡です。
平日は当然ながら市民の方々が来庁しますので、市庁舎が休みである土日を使って塗装。

塗装に必要な材料と道具は私たちが準備して、塗料はありがたいことに日本ペイントさんからも支給していただきました。

相談から完成までのタイムライン

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相談の背景と打ち合わせ
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塗料選びとプロの道具
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塗装レクチャー(養生と試し塗り)
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塗装作業・1日目(3階)
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塗装作業・2日目(4階)